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2006年10月14日

MicroTrack 24/96 #8

7月に花火録音で故障していた(と思い込んでいた)MicroTrack 24/96、実はまだメーカーにも連絡は取っていなくてそのままになっていたんだけれど、昨日久しぶりにファームウェアアップデートを行ったら、なんと24bit/96kHzでも歪まずに録れるぢゃないか!

8月に地元の花火大会で、打ち上げ場所近くで録ったら、Lowモードでレベル最小にしてもピークランプ点きまくりの歪みだらけでダメダメだったのだけれど、それだけに終わらず、帰ってから録音チェックすると、静かな環境で録音しても、26bit96kHz・WAVの場合だけ歪んでしまうように。。。

てっきり、本体側ヘッドアンプもしくはその他故障だと思っていたのだが、しかしなぜ24bit/96kHz・WAVの場合だけ歪むのか、モードごとにICというかAD/DAコンバーターが違うのかな、とハードエンヂニアではないのでそれ以上は??だらけだった。

修理に出す前にひととおりチェックをしようとあらゆるモードで録音テストをしていて、ふとコンパクトフラッシュを変えてみようと思った。今まで使っていたのはハギワラシスコム(中身TOSHIBA)の128MBカードだったのだが、これをSanDiskの256MBに変えてみて24bit/96kHzで録るとなんと!歪まない。あれれ、カードの互換性だったのか?しかしとっくの昔にテスト済みで過去には問題なく録音できていたはず。それともコンパクトフラッシュが故障したの?あまりの過大入力でキャパオーバーで壊れる、そんなことあるんかいな。

とにかくコンパクトフラッシュの互換性の疑いが拭い切れなくて、それならファームウェアアップデートで解決することもあるだろうし、とメーカーサイトを訪れた。半年以上もファームウェアアップデートしてなかったら、もうver1.4.3になっていたよ。そしてさらに唖然としてのは今使っていたMicroTrackがver1.0のままだった。もう1台のほうは1.1.5にしてあった。ちゃーんと育っているのね、と思いつつダウンロード&アップデート。

一時停止後の録音再開時にファイル保存されないなどの不具合などが改善、消去中に砂時計アニメーションなど(大容量ファイルは消去に数分かかる模様で、その進捗を見せるため)。カード互換性などは触れてなかった。とっくに解決済みか。

そしてもう一度テストしてみると、このハギワラシスコム128MBで24bit/96kHz・WAVで録音しても問題なく録音できた!さらに、MicroTrackに標準装備品として付いてくるKodakの64MBコンパクトフラッシュカード、これが何度フォーマットしても「No media found=カードがみつかりません」になっていたのが、マウントできるようになりました。さらにもしかして電源ONから起動までが早くなってる??これは気のせいかもしれませんが…。

ということで、故障したと思われていたことも、マウントできなかったコンパクトフラッシュも、すべて解決してしまった。やはりファームウェアアップデートはまめにするべきものだね。

■これまで使ってきて、MicroTrack 24/96にひと言
 以前のレポートではまだ触れてなかったけれど、内蔵のファンタム電源を使うのはちょっと怖い。MicroTrackにはフォーンプラグ(1/4インチ)入力があり、ラインもマイクも入力でき、さらには+30v程のファンタム電源が供給できてコンデンサマイクが使えるのだが…キャノン入力なら良いが、このフォーンプラグだとちょっと触れただけで「ドガガッッッ!!!!!!」と凄まじいノイズが発生して耳もヘッドアンプも危険である。本体が軽いMicroTrackだからなおさら動きやすい。そもそもそんなノイズが本番に乗ってしまったら中身がアウトだ。
 内蔵ファンタム電源を使う時は、くれぐれも絶対に本体が動かないように固定して…いや本体だけではなく接続されているケーブルも、本体に近いところで完全にガムテープなどで固定にして、本番中にMicroTrackに触るのは最小限に、しかもそ〜っと触る。
 スタジオでも、ファンタム電源を入れる時はボリュームゼロ、ヘッドアンプも最小にしてオンオフがセオリーだが、つまりファンタム電源はON/OFFで強烈なノイズが発生するもの。注意が必要です。
 それからバッテリーの放電が早くない?本体内蔵だから仕方がないか。「次回使うために充電しておこう」というのはほとんど無意味。ビデオカメラのバッテリなどは半年放置してあっても結構使えたりするけれど、MicroTrackは2週間後くらいあとに触るともう電源すら入らない。電源ケーブルを接続してもしばらくは何も反応がない、という状況。iPodもそうだが、あまりに長期間放置してあると、電源ケーブルを繋いでもすぐには生き返らない。しばらくすると充電中の表示があらわれる。
 電源ケーブル(USBケーブル)とデジタル入力が、コネクタの間隔が狭すぎて同時に繋げないのもやはり不便。

 しかしトータル的にはやはり便利。例えばビデオ撮影時には、カメラ本体は単一指向性マイク装着で話者の声に絞りつつ、MicroTrackを近くに転がして環境音を録れば、編集時に必要に応じて使い分けれる。ビデオカメラ内蔵ステレオマイクは話者の声が小さかった時にボリュームを上げるとテープの走行音まで大きくなる。MicroTrackはフラッシュメディアだからそういうノイズは皆無で。タイムコードは記録できないしLANC端子はないから同期はできないけれど、今は編集時に波形の山谷をみながら合わせられるから手間的には大した問題はない。
 オーディオインターフェイスにデジタル接続しておいて、インターネットラジオをリアルタイムに録音したり、DTMではファイルに落としたりせずともそのままデジタル接続で録音して即持ち出せる。PC上で発生するあらゆる音を録音できる。デジタル接続だから録音レベルは気にしなくていい。大事な収録のバックアップにも簡単気軽に使えて、しかも本番に使えるクオリティ(使い方によっては)、などなど。
posted by dxd at 15:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 製品レポート
この記事へのコメント
>電源ケーブル(USBケーブル)とデジタル入力が、コネクタの間隔が狭すぎて同時に繋げないのもやはり不便。

USBのジャック?のデジタルピンプラグと当たる部分をカッターで削りましたよ〜。

MYBATTERYを使っていますのでこれで長時間もおっけ〜。
Posted by さんだるばっきー at 2006年11月13日 07:24
そうですね…やっぱり削ることにしよう。
マイバッテリーとはすごいですね!
Posted by dxd at 2006年11月14日 01:38
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